Timor Army Trade Pattern (ATP) series
128,000円(税込140,800円)
ミリタリーコレクターにとって、Dirty Dozen は憧れのコレクションアイテムになっていて、年を追うごとに価値が高まってきています。
あまり知られていませんが、Dirty Dozen誕生以前の1939年、英国国防省(MoD)は17社にATP (Army Trade Pattern) の生産依頼をかけていました。実は、このシリーズがDirty Dozenに繋がるプレモデルになるのです。
17社は、Buren、Cortebert、Cyma 、Ebel、Enicar、Eterna、Font、Grana、Lemania 、Leonidas、 Moeris 、Reconvillier、Record、Revue、Rotary、Timor、Unitas。のちにDirty Dozenを生産するOMEGA、IWCなどは存在していませんが当時の錚々たるメーカーが揃っていて、既に現在では存在しないメーカーも多く存在します。
スペックは15石、丸型、防水、直径31mm、夜光対応のアラビア数字インデックス、スモセコが付いた白い文字盤、極少数で黒い文字盤、ケースはステンレスもしくはニッケルクローム等。総生産数はおよそ133千個と言われています。その多くは、第二次大戦後に廃棄処分されましたが、一部はその後も民間に流れ使用されました。
この17のATP Series には、Grana, Moeris、Record、Timorのみにブラックダイアルが存在します。このTIMORの個体はブラックダイアルで希少ですが、さらにケースバックにはWWWの刻印、このSeriesではATP刻印モデルが中心ですが、のちのDirty Dozenに刻まれる英国軍によって作られたコードWWW、Watch(時計). Wrist（腕）. Waterproof（防水）が刻まれているものは希少なのです。特にWWWは防水基準準拠の刻印なのでTIMORはその仕様スペックに合格したのでしょう。おそらくケース仕様がScalloped case backだったからだと私は想定します、のちのDirty DozenでのTIMORも同じ仕様ですから。
ムーブメントは、Peseux 190 ベースのTIMOR の刻印の入ったCal.99B。精度も日差±3分程度と、80年前の個体としては優秀です。
まだ、31mm Army Trade Pattern シリーズはDirty Dozenほどの高値にはなっていませんが、今後は入手が難しくなる希少なモデルです。この機会に、おすすめの逸品です。
ブランド：TIMOR
モデル：The Army Trade Pattern (ATP) series
製造年代：1939年頃
文字盤：マッドブラック ダイヤル
ディティール：アラビア数字・ノンデイト
ケース素材：ニッケルクロム
ケースサイズ：縦39mm/ 横31mm(リューズ除く)/厚み11mm
ラグ幅：パリス管 固定式(16mm)
ブレス：ナイロンNATO
ムーブメント：Cal.99B(手巻き）ハック機能(秒針停止機能)なし
オーバーホール済
状態：アンティーク（中古）1ヶ月動作保証
防水機能：非防水としてお使いください。
[アンティーク・ビンテージウォッチについて]
年代物ですので、現行時計のような正確さや防水性とは差異があるとお考えください。
独特の経年の風合いといった、特性にご理解のある方のみご購入願います。
使用状況や環境等によっても変化しまので、完璧な精度や防水性等を求める方はご購入をご遠慮ください。定期的な、メンテナスをおすすめします。商品は実働をチェックしていますが、万一、初期不良場合は商品の到着日より７日以内にご連絡お願いします。
